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双葉社Webマガジン

ツンデレ巨乳妻

ツンデレ巨乳妻

睦月影郎

 入江史郎は作家志望の独身で39歳。もちろん文筆だけでは食えないので、近所の食品メーカーでバイトをしている。その会社の社長は高校時代の同級生・安岡俊之で、史郎を苛めていた嫌な奴。なぜそんな奴の会社でバイトしているかというと、史郎の憧れのマドンナ・亜以子が安岡の妻なのだ。自分のことを歯牙にもかけない亜以子のそばで働きながら、今に有名作家になって見返してやると思いつつ、史郎は悶々の日々を送っていた。だが、ある日、一億円の宝くじが当たったのをかわきりに、運命は思わぬ方向に転がりだす。安岡の会社が不祥事で急に傾くと同時に、安岡自身も自動車事故を起こして入院してしまったのだ。
 一億円を手にしてバイトを辞めた史郎だが、そこへやって来たのは亜以子。史郎は安岡夫妻の弱みにつけこみ、安岡への復讐と亜以子の攻略、さらにはその娘にまで欲望を向けるのだが……。冴えなかった男が夢をかなえる、欲望全開物語!
 官能界小説界の巨匠がf3官能文庫に四年ぶりの再登場!(毎週木曜日更新)