
※単行本発売時のご感想です。
まさに、イヤミスの王道!
いやぁー、もう女子高生の黒さにどっぷりと浸りましたよ。
これはいたいけな少年たちは読まないほうがいいですね、ええ、結婚できなくなりますよ、トラウマでw
それにしても、こんなに華麗で残酷なエゴイストを、私は今まで見たことないです。
精文館書店中島新町店 久田かおり
美しいものには棘がある。
美しいものには毒もある。
だからこそ、美しい。
男子はこの現実を思い知らないときっと痛い目にあう。
男子の淡い幻想を見事にぶち壊してくれる破壊力抜群!の小説。
紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子
久しぶりにするどい衝撃を受けるミステリーだった。
美しい者たちの恐ろしさを味わえる最高のミステリー。
本当に恐くて素敵!
小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店 狩野大樹
え?お嬢様と闇鍋?なんだソレは。
読み進めると闇鍋とともに語られる少女たちの物語がたしかに闇鍋。
少女たちの夢と現実が絡みあう完成した闇鍋の味は。
私は… 泣きました。(イロンナイミデ)
甘いものには毒があるなあ。
明林堂書店JR別府店 後藤良子
各キャラクターが書いてきた小説という設定なのに全てがつながって一つの小説になっていて、まんまとだまされていました。
誰が犯人なのかと思っていたら、ラストはもう「やられた…!」と思いました。
オリオン書房ノルテ店 澤村綾乃
読み終えて、10代の頃のことを考えてしまいました。
自分が臆病だったり、不安だったりすると保身しようとして誰かを悪く想うことで自分の不都合から逃げようとしたり、
自分は悪くないと強く思い込もうとするあまり、自分の中で現実をすり替えてしまったり。
読みやすい、まさに一気読みしてしまうミステリーでしたが、読む人の心の中の「暗黒」な部分も刺激してくるようなところがあり、
油断はできない小説でした。
札幌弘栄堂パセオ西店 坂胤美
年頃の女子特有の無邪気で華やかな部分と陰湿でドロドロとした部分が良い具合に煮詰まっていて、大変美味しく頂きました。
長編を読むというよりも、実際に女子会の末席について朗読を聞いているような感じ。
最後の最後にそう来たか!と正直ゾクッとしました。
カルチャーシティ平惣阿南センター店 小山恵子
綺麗な花にはトゲがあるように、
可愛い女子高生にはドクがあるのでしょうか?
オセロの駒がパタパタとひっくり返るように話が進むとパタパタとひっくり返る展開に目が離せずに一気読み!
おもしろかった!
紀伊國屋書店横浜店 川俣めぐみ
まぶしく輝くダークな光…なんと鮮やかな暗闇なのだろう。
美しき死をきっかけに暴かれる本音、抉り出される人間性、迸る殺意…
誰もが抱える秘密が疑惑を呼び、可憐な花に隠された憎しみと悪意と妬みが、
恐るべき毒となって狂気の世界へと誘惑する。
畳み掛けるようなラストの展開は驚愕と衝撃の連続。
この素晴らしいほど冷酷な物語世界に足を踏み入れたら抜け出すことは困難だ。
絶望の淵まで見えそうな後味の悪さは必ずや誰かに伝えたくなるだろう。
三省堂書店営業企画室 内田剛
刺激的に進んでゆく展開、その先に待ち受ける真実は何か? 想像をめぐらせながら、
最後の扉を開けた時、思わず声をあげてしまいました。
ブックポート203 成川真
一人一人の受け取り方は様々なものであるにしても、こうまでひとつひとつの物事に対して違った解釈ができるものか。 そしてこれに納得できる真実はあるのかと思っていたが、 ヤラレました、この結末。
芳林堂書店東長崎店 飯田和之
人の心の奥底って見たくないけれど気になるし、見てしまったら後悔する。
禁断の心の闇をどっぷりと、たっぷりとえぐり出しています。
闇鍋・・・
暗く深くおぞましい「心の闇」味。さぞかし後味も悪いことでしょう。
アミーゴ書店洛北店 安西京子
こういう事だったのか…と一章一章を読み終えるたびに納得させられ、
いったい誰が本当の犯人なの!?と最後まで惑わされました。
読後は、謎が解けた爽快感と人間の黒い部分を見せつけられた何とも言えない気持ちとが混ざり合って複雑な気持ちでした。
カルチャーシティ平惣タクト店 堀田美奈子
読み進めるほどに真相は藪の中
こういうパターン、結末で期待を裏切られて残念…ということもあるのだが、この作品は予想を上回る真実と後味の悪さをもたらしてくれました。
イヤなもん読んじゃったよ(注 ホメてます) 女って怖い…。
ジュンク堂書店ロフト名古屋店 石本秀一


なんですか、これ!?ゾワゾワきちゃいましたよ!!!!
ストーリーの流れも最後のどんでん返しも文句なしです!
いや、ほんと女子怖ええ…(笑)
この見事なまでの後味の悪さと暗黒っぷり。お見事でした!
幕張蔦屋書店 後藤美由紀