スニーカーファンブック2021

双葉社スーパームック
スニーカーファンブック2021

2021年2月17日発売の『スニーカーファンブック2021』は、巻頭特集にTravis ScottやUNION、そしてsacaiの最も勢いを感じるコラボレーションスニーカーを大特集。S.F.Bお馴染みのストリートスナップは200を超え、インタビュー企画にはVANQUISHや#FR2の石川涼氏が立ち上げたスニーカーヘッズのための新ブランド『THE NETWORK BUSINESS』について直撃取材。ゲストにスニーカーファンにはお馴染みのatmosディレクター、小島奉文氏を招いてブランドコンセプトだけでなく、今後の世界戦略についても伺っている。さらにNIKE DUNK“VARSITY PURPLE”をNIKEに提案したバスケットボール専門店Kicksオーナー、河里芳宏氏が語る裏話など、読み物企画も充実させた。

2014年にスニーカーファンブックが誕生してから通算11号目であり、2017年に“S.F.B”のロゴと採用してリニューアルしてから5冊目となる。S.F.Bを編集する際には基本的なコンセプトを継承しつつ、何か前回と違う事を盛り込もうと試行錯誤してきたが、コロナ禍の影響を受けて『S.F.B 2021』では必然的に“変わらなくてはならない”1冊となった。

全国のスニーカーファンのスタイルサンプルを紹介するストリートスナップは“S.F.B”へとリニューアルした後の看板コンテンツのひとつ。屋外で撮影するのが限定なので、コロナウィルス対策という面ではアドバンテージがあるものの、やはり全国各都市のコーディネーターに撮影会を実施して欲しいとは言いにくいのが現実だ。あるコーディネーター氏とは“どうすれば安心して参加してもらえるか”について真剣に意見を交換していたが、折しも“第三波”と呼ばれる感染者が増えている時期でもあったため中止せざるを得なかった。その対応策として行ったのが、全国のスニーカーファン自身にスナップを撮影していただき、メールでエントリーしてもらう“読者投稿枠の拡大だ。苦労して手に入れたお気に入りのスニーカーを楽しむ機会を提供したい。その思いからスタートした企画の盛り上がりは相乗以上で、安心してスナップ撮影会が開催できる世の中に戻った後の継続も検討している。

また『S.F.B 2021』ではインタビューや対談記事も掲載しているが、こちらもいつもに比べて文字数がかなり多め。巻頭特集やスナップページを楽しんだ後も、ゆっくりと“おうち時間”が楽しめるよう、読み物ページも増量している。予定以上の文字数の原稿に仕上がったため、限られたページ数に収めるのはかなり苦労したが、読み応えのあるコンテンツになったと自負している。

B5判フルカラー:112ページ

2021年2月17日発売

1,540円 (本体1,400円)

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