●あとがき
6巻を手に取って頂き、誠にありがとうございます。
作者の神埼黒音と申します。
これを書いているのは8月の上旬なのですが、本当に暑いですね。大雨が続いたかと思えば、猛暑、それに年始から続く新型コロナまで…………。
今年は肉体的にも精神的にも、ほとほと疲れたな、という方が多いと思います。
この6巻で、少しでも憂鬱な気分が吹き飛べば良いのですが。
今の時代ほど、悠姉さんが現実に居てくれればなぁ……と思ったりするのですが、ワクチンは作ってくれても、100万人くらい不審死しそうですしね。
それにしても、去年から夏に発売されることが多くなりましたね。
アニメ放送が終わった後、売り上げが落ちるケースが大半らしいのですが、お陰様で書籍も、漫画も好調なまま、ここまで来る事が出来ました。
まおリトを応援して下さる皆さんに、改めてお礼を申し上げます。
さて、物語も6巻に突入し、魔王がラビの村へと帰ってきました。
この巻で描きたかったのは、様々なキャラクターとの「再会」です。物語がどう推移しても、各キャラクターの元へと帰ることが、魔王の仕事の一つになることでしょう。
賑やかなものもあれば、色恋もあり、ほのぼのとした内容もあるでしょうが、彼らがいつしか、大きなファミリーになっていく姿を、丁寧に描いていければと思っております。
まぁ、あの大陸に住まう人々からすれば、傍迷惑な集団でしかないですが(笑)
引き篭もりの側近も登場し、魔王様の周囲は益々、賑やかになっていきそうですね。
ではでは、引き続き、魔王様の愉快な旅路に付き合って頂けると幸いです。
次は、7巻でお会いしましょう!
神埼黒音