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弊社が韓国において「オールド・ボーイ」制作会社を提訴した件についてのご説明

弊社が、韓国映画「オールド・ボーイ」の制作会社を相手取り、韓国で訴訟を起したのは事実ですが、それをめぐって誤った内容で報道されていました。事実関係を明らかにするとともに、弊社の見解にご理解をいただきたくHPに掲載する次第です。

韓国映画「オールド・ボーイ」の制作会社との裁判は、計画中のハリウッド映画に一切影響を与えない。

弊社は、弊社が発行した漫画「ルーズ戦記 オールド・ボーイ」(土屋ガロン原作 嶺岸信明作画)を原作として映画化した韓国映画「オールド・ボーイ」の制作会社を提訴していますこの裁判が、現在ハリウッドで計画されているこの映画「オールド・ボーイ」のリメーク映画に一切影響を与えるものではありません。

韓国映画「オールド・ボーイ」制作会社ショーイースト社は弊社および原作者に対して債務不履行、報告義務違反などがあり、その改善を求めて何度も連絡をしていたのですが、一向に改善されず、またショ−イースト社は実態のない会社になっていために訴訟を起こしたのです。6月15日、ソウル中央地方裁判所に当社とショーイースト社で締結しています原作使用契約の不存在確認訴訟を起こしました。

本訴訟とは別件で、現在ドリームワークス・スタジオが、スティーブン・スピルバーグ氏とウィル・スミス氏とともに韓国映画「オールド・ボーイ」のリメーク映画化を計画中ですが、当社及び原作者の土屋氏と嶺岸氏は、ハリウッドのこのプロジェクトを100%支持する気持ちを持っています。
以下は、事業局長本多健治のコメントです。
「当社はハリウッドのプロジェクトを阻害するつもりは全くありません。むしろ当社は、オールド・ボーイのハリウッド版映画化プロジェクトをとても楽しみにしています。現在、ユニバーサル・ピクチャーズが韓国映画をリメークすることのオプション権を保持していますが、当社による訴訟は、ユニバーサルのオプション権やドリームワークスの映画化計画に一切影響を与えるものではありません。原作者である土屋ガロン氏と嶺岸信明氏の権利ならびに双葉社の権利を保護するために提訴に踏み切っただけです」

※原作漫画「ルーズ戦記 オールド・ボーイ」プロフィール
1996年に当社の漫画アクションで連載を開始し、1997年から1998年にかけて単行本を出版した8巻からなる漫画シリーズで、米国ではダーク・ホース社が2006年に英語版を出版し、2007年には、米国では漫画のアカデミー賞と呼ばれるウィル・アイズナー賞の国際部門で最高作品賞を受賞しました。

※映画「オールド・ボーイ」プロフィール
原作漫画のストーリーをもとに、2003年に韓国の映画監督であるパク・チャヌク氏により映画化され、カンヌ国際映画際でグランプリを受賞。ハリウッド版の映画化プロジェクトについて記者会見を行いました俳優、映画プロデューサーであるウィル・スミス氏は、パク・チャヌク氏による韓国映画ではなく、原作漫画を元に映画化を企画中と発表した経緯があります。

双葉社:東京都新宿区に本社を置く株式会社双葉社は、1948年に創業された出版社である。年間で定期刊行物、書籍、漫画など、1000点を越える出版物を発行。双葉社は、日本のコミック出版において6位に位置し、海外15カ国においても翻訳版の漫画を出版している。1967年に創刊された「漫画アクション」は、青年漫画誌のパイオニアで、「子連れ狼」「ルパン三世」「オールド・ボーイ」「がんばれ!タブチくん!!」「クレヨンしんちゃん」など数々のヒット作を生んだ。テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」は世界の30カ国で放送された。現在米国のカートゥーン・ネットワークなどで放送中。

以上は、アメリカの報道機関に発表をした見解を、日本語に翻訳したものです。

お問い合わせは次のところにお願いします。
担当者 : 株式会社双葉社取締役事業局長 本多健治
電話番号: 03−5261−4852
メールアドレス: futaba7@futabasha.co.jp