伊坂幸太郎氏 復刊熱望!

双葉文庫プレゼンツ 連城三紀彦作品 三ヵ月連続刊行!

伊坂幸太郎さんに最も影響を与えた作家が、島田荘司氏と連城三紀彦氏であることはよく知られている。

伊坂さんの『ラッシュライフ』が『暗色コメディ』のようなものを書きたい、ということから生まれた小説であるというエピソードを聞いた伊坂さんの担当編集者が(担当編集者は『暗色コメディ』を幻影城版で読んで衝撃を受けた連城ファン)連城作品の面白さをもっと多くの読者に届けたいと強く願い、この企画が生まれた。伝説の本格ミステリをご堪能ください。

伊坂幸太郎氏による帯推薦コメント

第一弾刊行

暗色コメディ

くらくらするほどの四つ
初めて読んだ時はこれ本当に解決するの興奮しました。
この小説挑戦するつもりで『ラッシュライフ』という小説を書いたことがありましたが、やはりこれは恐るべき作家恐るべき作品です。

『暗色コメディ』あらすじ

第二弾刊行

人間動物園

盗聴された家と誘拐事件、そのの家で捜査する警察たち、という設定からして面白く、先が気になって仕方がない。
物語が進むにつれ、え?意表かれ、何度も上げそうになった。
連城さん、こんなの驚く決まってるじゃないですか。
無茶しすぎですよ。最高です。

『人間動物園』あらすじ

第三弾刊行

流れ星と遊んだころ

序盤から明らかに、作者が読者騙そうとしている雰囲気は漂っていて、「何か仕掛けているはず。でも、いったい何を?」と怪しみながら読んでいるにもかかわらず、途中で明かされる事柄にのけぞってしまう。
驚くだけでなく、人間ドラマしんみりさせられるし、こんな小説、ほかのにも書けません

『流れ星と遊んだころ』あらすじ

第一弾刊行作品

『暗色コメディ』_書影
『暗色コメディ』

発売日:2021年04月15日
定価:935円(税込) 
判型:A6判 双葉文庫

もう一人の自分を目撃した女、”消失狂”の画家、アンタは死んでいると言われる葬儀屋、妻が別人に見える外科医、四人を襲う四つの狂気の先には、ある病院の存在があった。
緻密な構成と儚く美しい風景描写。これぞ連城小説の美学、これぞ本格ミステリの最高峰!

第二弾刊行作品

『人間動物園』_書影
『人間動物園』<新装版>

発売日:2021年05月13日
予価:定価902円(税込) 
判型:A6判 双葉文庫

女児誘拐事件発生。被害者宅にくまなく仕掛けられた盗聴器に、一歩も身動きのとれない警察。追いつめられていく母親。そして前日から流される動物たちの血⋯⋯
二転三転の誘拐劇の果てにあるものとは!? 連城マジック炸裂の驚愕ミステリー。
「このミステリーがすごい!」2003年版ランクイン。

第三弾刊行作品

『流れ星と遊んだころ』_書影
『流れ星と遊んだころ』<新装版>

発売日:2021年06月10日
予価:定価935円(税込) 
判型:A6判 双葉文庫

大物俳優・花村陣四郎のパワハラに耐えるマネージャーの北上は、ある夜、危険な魅力を放つ秋場という男と出会う。
秋葉に惚れ込んだ北上は、花村から大作映画の主役を奪い取ろうと画策するが⋯⋯。「このミステリーがすごい!」2004年版にランクインした技巧派ミステリーの傑作。

著者紹介

連城 三紀彦(れんじょう みきひこ)

1948年愛知県生まれ。78年「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞に入賞。81年「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞短編部門、84年『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞を受賞。96年には『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞を受賞した。2013年10月逝去。14年、第18回日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

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