二十五年勤続にもかかわらず理不尽な理由でリストラされた小野寺かすみ。仕事が好きで頑張ってきたプライドはずたずたに。そんな折、友人から誘われた東京マラソンの応援で心を動かされ、勢いでランニングシューズを買ったが……。
たったひとりでも応援してくれる人がいれば頑張れる。エールを贈ることで自分を奮い立たせられる。かすみはマラソンを通して大切なことに気づき、新たな人生の第一歩を踏み出す。読めば元気がもらえる“応援小説”誕生!

こかじさら
千葉県生まれ。中央大学専門職大学院国際会計研究科修士課程修了。
出版社勤務を経て2010年よりフリーライターに。2016年『アレー! 行け、ニッポンの女たち』(講談社)でデビュー。他の著書に『翼をください』『ざわつく女心は上の空』(ともに双葉社)がある。著者自身もランナー。

「読んだ人たちに声援を送る」小説だと思いました。
とにかく「がんばれ」「まけるな」って大声で叫んでくれている。そんな物語です。
(40代男性)

よし、私もやってやろうじゃないかっ!!とすっごく力がわいてきました!!走り続ける人たちはめちゃくちゃかっこよくて、美しい。
(30代女性)

もう今も頑張っている人に「がんばれ!」というのは時に足かせになってしまうこともある。
でも誰かが「ちゃんと見ているよ」という気持ちを言葉に乗せてくれたら、きっとまっすぐに届くだろう。
(40代男性)

時には拳を握り締め、時には涙を流しながら読みました。
力強く清々しいストーリー。元気をもらえます!
(40代女性)

最後30ページは自然に涙が溢れてきました。ここ最近で一番好きな小説です。
(20代女性)

彼女たちの強かさと明るさに、「応援している」つもりが、いつのまにか「応援されている」。あぁ、だからこんなに気持ちがいいのか。
(50代女性)

がんばらなくてもいいと言われている今の時代に、がんばれ、がんばれと言っているこの小説は正直ウザイなと思いましたが、読み進めていくうちに途中で止める事ができなくなっていました。追い風のような小説です。
(40代女性)

本気で誰かを応援することがこんなにも自分に勇気をくれるなんて!
本から溢れる声援に私も励まされました。
運動が苦手な人にこそ読んでほしい!
(30代女性)

「応援することによって、大きなパワーをもらっている」その通りだなぁと思った。
全力でがんばる姿に、何度も涙が滲みました。
(40代男性)

第1章で既に泣きそうになりながら読みました。
誰かが全力で頑張る姿のみならず、全身全霊で応援する行為にも感動し励まされることがあるんですね…!
(30代女性)

『負けるな、届け!』

ISBN:978-4-575-52189-4
本体価格:648円+税
発売日:2019年3月14日

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双 葉 社