おれは一万石 10 無人の稲田
オレハイチマンゴク ブニンノイナダ
著 :
千野隆司(チノタカシ)
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海賊船は正紀らの活躍で退治したが、頭の鮫五郎は海中に身を投げた。四千俵もの米俵と高級昆布類は行方不明になった。同時に後ろ盾になっていた磯浜屋伝兵衛も、捕縛の手を逃れて水戸城下から姿を消した。この背後には、水戸藩御側用人友部久左衛門の存在が大きい。友部は手に入れた金を、府中藩の世子問題に利用し、勢力の拡大を図っている。府中藩領内の行方郡には、一揆の火種がのこっていた。好評シリーズ第十弾!
(ブックレビュー:小説推理2019年10月号掲載)