淫と妖の伝説
   

 

淫と妖の伝説

睦月影郎

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 双葉文庫の『ふたたび初体験』で著作500冊を達成した官能小説界の巨匠が、f3官能文庫に待望の登場!
 竜崎文夫は浪人一年目の十八歳。高校の同級生だった滝川早紀の母親がやっているタウン誌『湘南ビーナス』の編集部でバイトすることになった。女子大に入った早紀も、そこでバイトしているというので、文夫も誘われるまま働くことになったのだ。そもそもは早紀と親しくなるのが目的だったが、いざ入ってみると早紀はおらず、女性記者の大峰富士子と取材に出ることに。『湘南ビーナス』には地元のミステリーを扱う記事があり、富士子はその担当だという。
 江ノ島の伝説を取材するはずだった富士子。だが、彼女はいきなり文夫をラブホテルに連れ込んで、童貞の文夫を相手にセックスの手ほどきを始めて……。
 多くの美女たちと交わり、湘南の不思議に立ち向かう少年の妖しい体験の数々を描く、ミステリアスなフェチック・エロス!
(毎週木曜日更新)