今年作家デビュー30年を迎え、著書も300冊を突破。絶大な人気を誇る官能小説界の巨匠が、ひさしぶりにf3官能文庫に登場します！

室井亮二は18歳の浪人生。海外に赴任する叔父夫婦の家の留守番をするため、中野のマンションで憧れの一人暮らしをすることになった。しっかり受験勉強に集中するというのが両親の出した条件だったが、一人になってしまえばこっちのもの。鎌倉の狭い実家ではままならなかったオナニーライフを満喫するのが、亮二の目的だ。
その夜、さっそく叔母の亜矢子の残して行った下着や靴の匂いを嗅ぎながらオナニーに耽り、めくるめく快感に包まれた亮二。だが、下着と一緒に部屋に残されていた可憐な少女の人形に白濁した粘液を大量に降りかけてしまったことから、亮二は妖しい体験に巻き込まれていく。

著者真骨頂のフェチック・エロスにミステリアスな香りを加えた、エンターテインメントたっぷりの連載をお楽しみください。（毎週木曜日更新）