お待たせしました！　人気絶頂の著者が、『日刊ゲンダイ』紙との特別コラボレーションで、満を持して再登場！
　やっちまった……。鈴木虎太郎は、車内でハッと眼を覚ました。自宅のある駅を大幅に乗りすごし、もう終点に近い。ガラガラの車内、虎太郎の隣には若い女の子がいて、彼にもたれかかって寝息をたてていた。その甘い吐息と髪の匂いや、むちむちのボディに悩殺される虎太郎だが、電車が終点に着くと彼女も眼を覚まし、気まずい雰囲気に。もう終電の時間、虎太郎は駅前のネットカフェで過ごすことにするが、そこへやってきたのは先ほどの彼女。空いているのは二人用のフラットシートしかなく、彼女に哀願されて一緒の部屋に入ることになってしまった。
　丸山日菜と名乗った彼女と二人、自己紹介もそこそこに寝ることにした虎太郎だったが、彼女の寝姿に悶々としているうちに、隣室から淫らなあえぎ声が。虎太郎が勇気を振りしぼって日菜に触れてみると、彼女は初々しい見た目とは裏腹に大胆な反応を見せて……。
　真新しいスーツに身を包み、弾けるような笑顔と初々しさが魅力のフレッシュＯＬたちが織りなす、それぞれのエロティック・ストーリー。（毎週木曜日更新）