キャッチャー・イン・ザ・トイレット
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どうしてこの物語を書こうと思ったのですか?

インターネット上の某匿名掲示板で「学生時代の思い出を晒して一番気持ち悪いやつが優勝」みたいな、そういう趣旨のスレッドを読んだのがきっかけです。そこから突き抜けた変態を主人公にした物語を書いてみたら面白いんじゃないかと思い、当時大学生で時間を持て余していたこともあり、軽い気持ちで連載をはじめました。

Q.小説はいつごろから書いているのですか?

小説のようなものは中学二年生のころから。人に読んでもらう前提でちゃんとした小説を書いたのは『オナニーマスター黒沢』がはじめてです。読んでみてちゃんとしていなかったらごめんなさい。

Q.ご自身は主人公の黒沢と似ているのですか?

似 て い ま せ ん 。

Q.作品で一番思い入れのある登場人物は誰ですか?

一番、となるとヒロインの北原綾でしょうか。単純に内気な眼鏡っ子が好きなんです。また、この作品を執筆するにあたっては、中学生のきらきらした部分だけでなく、どろどろした部分も描きたいと考えていました。その意志を完遂させてくれたのが彼女なのかなあ、と。作者自身がこんな発言をするのは野暮かもしれませんが、ぜひ彼女の視点でこの作品を読んでみてください。

Q.読者からのメールで印象に残ったものはありますか?

横田卓馬先生のコミック版のおかげで、海外の読者さまからメールをいただくことがたびたびあります。文意が伝わるようにわざわざ文章を日本語に翻訳して送ってくださる方もいて、その熱意にいつも胸を打たれます。あとは女子高生からの交際の申しこみ……はなかったですね、一通も。

Q.黒沢たちのその後を書くつもりはありますか?

機会があれば高校三年生になった黒沢の話を書いてみたいです。小林のその後は新都社というwebサイトで連載中の『ラストメンヘラー〈リマスター版〉』で読めます(宣伝)。
著者プロフィール

伊瀬勝良(いせ かつら)
1985年、大阪府生まれ。2006年からオンライン小説を発表しはじめ、本作(原題『オナニーマスター黒沢』)が若者から厚い支持を集める。本作はコミック化、オーディオドラマ化を経て、2009年に単行本化された。現在もwebを拠点に活動を続けている。 好きな女性歌手は中森明菜と華原朋美。

著者Webサイト http://isekainovel.web.fc2.com