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クレヨンしんちゃんの本
ムック
発売日:2010年09月10日
定価:980円 (本体 933円)
判型:B5判
ISBN 978-4-575-45178-8
サッカー批評 48
(サッカーヒヒョウ)
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[CONTENTS]
【特集】勝因と敗因と未来
・検証 「ベスト16」の勝因と敗因と未来
・「慧眼」ロングインタビュー 稲本潤一が見た日本の現在地
・「日本化」とは何だったのか?
・未来への視点 ザッケローニの真価
・育成の現在地 ―日本サッカーの未来―
・ドイツは何故躍進したのか?
・ドイツ指導者たちによるW杯テクニカルレポート
ほか
『サッカー批評issue48』加部究氏のアンケート記事掲載漏れのお知らせ
2010年9月10日発行の『サッカー批評issue48』、P042-044の『日本代表「ベスト16」の真価』の記事内で、加部究氏にお答えいただいたアンケートの回答が編集部の確認漏れにより、掲載されておりませんでした。読者の皆さまに深くお詫び申し上げます。
加部氏のアンケート回答につきましては、以下に掲載させていただきます。
スポーツライター・加部究
1:W杯を終えた今、岡田監督の評価は? そして日本の勝因と敗因はどこにあったと考えていますか?
A.試行錯誤を経て、現実的な解決方法を見出し、ベスト16に繋げたということでは最大限の評価をしていいが、むしろ岡田監督にとっても、そこがスタート地点だったと思う。敢えて日本人に指揮を執らせて、紆余曲折の末にそこまで導いたのだから、その経験を日本サッカーに還元してもらわなければ意味が薄れる。
現状のポテンシャルを最大限に引き出したという意味では、負けたという印象はない。成功の最大の要因は、初戦の相手カメルーンの崩壊だが、イングランド戦で方向転換を決断し、負けない土台を築けたことが選手たちの自信を回復させた。敗因があるとすれば、方向転換を決断するまで、あまりに時間を要したこと。国際舞台での経験値で劣るなら、協会がマッチメイク等でもっと積極的なサポートが必要だった。
2:「ベスト16」という結果をどう受け止めていますか?
A.幸運も後押ししたが、現在のポテンシャルを最大限に引き出したと思う。
一方でその後の欧州への移籍ラッシュと活躍を見ても、必要以上に日本の選手たちの能力を悲観する必要はない。ただしトップレベルの国々で何が行われているのか、隅々までの指導者に、もっと徹底する努力が必要だ。
3:大会前まで岡田監督を批判していたメディアやジャーナリストに対して「岡田監督に謝れ」という声が一部インターネットなどで上がったが、これについてはどう思われますか?
A.メディアやジャーナリストでも、それぞれ批判の仕方が異なるので、ひとくくりには出来ない。岡田監督のチーム作りや世界の中での現状認識が十分でなかったことは事実で、だからこそ土壇場で方向転換が必要になった。そして多くの批判が、その方向転換を導くスタンスにあったことも事実だ。岡田監督が自身のやり方を貫き、批判とは逆の方法で結果を出したなら、批判した側に反省は必要だろうが、今回多くの批判がミスリードしていたとは思わない。むしろ岡田監督は、多くの批判に即した方向に転換して結果を出した。
4:共通認識のような「日本の(あるいは日本独自の)サッカースタイル」は必要だと思われますか? もし必要だとすれば、それはどのようなスタイルかを、不必要だとすればその理由をお願いします。
A.基本的には、スタイルは素材によって決定されるべきだと思う。ただし大筋で、世界の流れに遅れないためには、こういうことが必要だという共通認識は必要だと思う。特に育成年代に、やってはいけないことを強要している指導者が、あまりに目につくので。
(2010/09/16)
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